2008年04月23日
クローンの必要性

(S Korea trains sniffer-dog clones:4月23日英語版配信分)
【7月10日 AFP】韓国の税関当局は10日、税関で任務にあたる麻薬探知犬の
クローン化を商業レベルで行う計画であることを明らかにした。クローン犬
の商業化は世界初の試みとなる。
税関当局は、前月、ソウル大学(Seoul National University、SNU)の研究
チームと麻薬探知犬のクローン化に関する覚書に署名したことを明らかにし
た。ただし、覚書の詳しい内容については言及しなかった。
研究チームのKim Min-Kyu氏によると、同チームはすでに、麻薬探知犬の体
細胞を入手。細胞のクローン化を今月にも開始するという。早ければ今年末
には子犬が生まれる予定だ。
また英字紙コリア・タイムス(Korea Times)は、Kim氏が「近い将来、ソウ
ル大学に動物のクローン研究所を設立する予定で、そこで盲導犬や麻薬探知
犬など、重要な任務にあたる犬のクローン化を行う」と語ったと報じている。
2001年9月11日の米同時多発テロ事件以降、麻薬や爆発物を探索する犬の需
要は急増している。
Kim氏は2005年の世界初のクローン犬、アフガンハウンドのスナッピー
(Snuppy)と、2006年の3匹のクローン犬の誕生に携わり重要な役割を担っ
てきた。しかし、同氏の研究チームは、幹細胞研究に関する論文捏造事件で
信頼を失墜した韓国人研究者、黄禹錫(ファン・ウソク、Hwang Woo-Suk)
教授と共同研究を行っていたため、その研究成果はあまり評価されてこなかっ
た。
一時は国民的英雄と称えられた黄教授は、横領と研究論文捏造の容疑で告訴
され公判中。黄教授は「世界初のヒトの幹細胞クーロン化に成功した」と主
張してきたが、2006年1月にこの主張が虚偽と判断され、政府は黄教授にヒ
トの卵細胞を使用した研究を禁止した。
Posted by SGI健康塾・片山 at 22:48│Comments(0)